野沢きよみバレエスタジオ ブログ

相模原のバレエ教室 野沢きよみバレエスタジオは淵野辺と相模大野のバレエスタジオでレッスンが受けられます

野沢きよみバレエスタジオのレッスンの原型

   

バレエを習っていても、他の教室の生徒さんの踊りを一度も見たことのなかった初期の頃の野沢きよみバレエスタジオの生徒たち。

週1回のレッスンでそれまでは十分でした。

お母さんたちも全く同じ思いだったと思います。

しかし、あるときいろんな教室が一同に介して割り当てられた時間に作品を
披露する機会に恵まれました。

当然、週1回のレッスンでは難しい踊りは無理。それでも生徒一同心を合わせて踊りました。その意味では、一生懸命な踊りでしたし、まずまずの出来映えだったのです。が、自分たちの踊りを終え、他の教室の生徒さんの踊りを見て
当スタジオ生徒たち、あまりのレベルの違いに驚きに愕然としていました。

ものすごいカルチャーショック!

「バレエって、こうやって踊るんだ!」

初めてバレエの踊りの素晴らしさに触れた瞬間でした。

そして、

「もっとレッスンしていればよかった・・・・」

「レッスン増やせないのかな?」

この生徒たちの外のバレエの世界に触れた瞬間でした。

このことがきっかけで、週1回のレッスンでは、バレエの踊りが
十分ではないことを知り、それぞれの生徒のこころに

「もっと上手になりたい!」

野沢きよみバレエスタジオの結束も強くなったのでした。

ちょうど江戸時代の鎖国の日本人のように
異国の世界を知らずに生活していたときは、内輪のなかの平和な社会で
満足して生きてきたのですが、ひとたび異国の文化に触れた瞬間
自分たちの「井戸の中の蛙」をしり、いろんな意味において「後れ」を
自覚します。

私たちの教室もこれと同じように、「鎖国」の世界から
異国の文化(バレエのレベル)を知り、自分たちの「後れ」を
知ったことで、初めて教室が一つにまとまり、目標がしっかりと
定まり、「後れ」を取り戻すべく、「上手になりたい!」という
それぞれの強い向上心が芽生えたのです。

これが野沢きよみバレエスタジオの原点ではないかと思います。

その先輩の生徒さんたちの思い、教室としての結束が
DNAとして今日まで受け継がれてきているのが
私たちのバレエ教室です。

素直に「バレエが上手くなりたい」
教室の生徒みんながこの思いを共有することが
レッスンが変わりました。

生徒さんのそれぞれの個性の違いに対して
まったく同じレッスンをあてはめることは出来ない。
短いレッスンのなかで、先生の試行錯誤が始まり、
多くの時間を割きながら、ていねいにひとりずつ
生徒と向き合う現在のレッスンのスタイルが出来上がってきました。

現在その思いは若い先生たちにしっかりDNAとして受け継がれ
生徒目線までさがって妥協しないレッスンが特徴となりました。

何も知らない、和気あいあいと仲良くレッスンしていた生徒たちが
外の世界を知った瞬間に生まれた、「結束とみんなで上手になりたい」という
強い想いがスタジオのレッスンの原型を作り出した瞬間でもありました。


ちいさな世界しかしらなかった生徒が
外の広く美しいバレエの世界をみても、自分たちの良さを棄てずに
残してくれたもの。

人を押しのけてでも上手になるのではなく、
みんな上手なろう!
おもいやりのある優しい心の持ち主の生徒たち。

いまも生き続けています!

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